一般的なチーズケーキに比べて大量のクリームチーズが使われているためずっしり濃厚な味のチーズケーキ。 2019年にローソンが「バスチー」を販売すると、これが爆発的な大ヒットし次々と競合のコンビニでも発売されるようになった。2020年になってさらに加速度的に流行しスーパーや洋菓子店やファミレスなどでも発売され大ヒット商品となった。

これまで喫茶店やフルーツパーラーで食べられていた「フルーツサンド」が、新時代のフォトジェニックフードとして進化を続けている。パンの専門店や八百屋がそれぞれこだわりを持って作っている、ハイクオリティなフルーツサンドがたくさん発売された。食品の断面が写真映えすることもあって特に若い女性からSNSで人気が広まっていった。

コカコーラが製造する缶チューハイのレモンサワー専門ブランド。焼酎をおいしく飲む方法として知られる「前割り焼酎」を採用し、丸ごとすりおろしたレモンをお酒にあらかじめ漬け込むことで、レモンサワーの新しいおいしさをお家で手軽に楽しむことができる。しかもその日の気分で定番レモン、はちみつレモン、塩レモン、鬼レモンの4種類から自由に選ぶことができる。

有吉弘行さんが「マツコ＆有吉 かりそめ天国」で幼い頃に食べたクリームをサンドした洋菓子「スペースアポロ」を紹介しメーカーが急遽復活生産。2020年10月から全国で期間限定で発売し、初日に13万個売り上げるなど予想を上回る反響となった。

ダルゴナとは韓国語で「カルメ焼き」の意味でキャラメルキャンディーの意味。牛乳の上にホイップのように泡立てたコーヒーを乗せたドリンクで、元々は韓国で流行していたもの。おしゃれな見た目や自宅でも作れる手軽さから、日本でもブームが起こった。コーヒーではなく抹茶やココアで作ったアレンジレシピもあり、様々な味で楽しむことができる。

2020年に入ってから専門店が次々出店しており「気軽にテイクアウトができて、小腹を満たせるドリンク」というタピオカドリンクとの共通点がありタピオカの次に流行るものとして注目を浴びた。カロリーが低くて健康や美容にも良いことや、他の食材とも相性が良くアレンジしやすくてSNS映えすることもヒットの理由となった。

韓国で一大ブームになり、日本でもじわじわ人気が高まっている韓国発の進化系マカロン「トゥンカロン」。太ったマカロンという名前の由来の通り通常よりもクリーム量が多く、デザインも色もカラフルでとにかく可愛いのが特徴。種類も豊富でカラフルな見た目がSNS映えするなどの理由からタピオカに続くネクストブームとも言われている。

ポテトチップス「KOIKEYA PRIDE POTATO」を2020年2月にリニューアルし、「湖池屋プライドポテト」に変更した。発売から約3カ月で早くも売り上げは20億円突破した。100％日本産のじゃがいもを使用し、日本らしいおいしさを追求した深い味わい、力強い歌声と“100％日本産のいもを使ってパッケージもこれまでのスナック菓子の常識にとらわれない斬新なものにした。種類は「神のり塩」「衝撃のコンソメ」「感激うす塩味」「芋まるごと 食塩不使用」の４種類が発売された。

若年層がメインユーザーの炭酸飲料「ファンタ」が30～40代の大人向けに新発売した「ファンタ プレミアグレープ」が、2020年3月2日の全国発売からわずか2カ月で1800万本を超える異例のヒットを飛ばした。通常のファンタは果汁1％のところ、プレミアグレープは収穫後24時間以内に搾った果汁と濃厚なピューレを使って13％と高濃度になっている。パッケージデザインも従来製品のカラフルでポップな若者向けから、リッチな果汁感と高級感を演出するシンプルなものへ変更した。

サッポロビールの2大ブランド「黒ラベル」と「ヱビス」の技術を注ぎ込んでいる点。前者のDNAとしては香味耐久性の高い「旨さ長持ち麦芽」が、後者のDNAとしては華やかな香りの「ドイツバイエルン産アロマホップ」が使われています。また、両ブランドの仕込み方法である「ダブルデコクション製法」を採用し、力強く飲み飽きないウマさを実現。2020年2月4日の発売開始から1ヶ月で100万ケースを達成し、6月には年間計画を上方修正した。