2024年 ヒット商品(食品)/年代流行
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アサイーボウル
アサイーとはブラジルのアマゾンを原産とするヤシ科の植物。ブルーベリーよりひと回り大きい黒紫色の実が、ポリフェノール、鉄分、ビタミンE、不飽和脂肪酸、抗酸化成分を蓄えていることで注目され2000年代に入り日本に上陸。韓国カフェの影響で若い世代を中心に再流行した。
猫プリン
韓国で流行した「NAMCHINI82 CAFE(ナムチニハニーカフェ)」が、日本に上陸したのをきっかけに、猫プリンが話題になった。揺らすとプルプル身体を振っているように動く様子をSNSに投稿して人気を集めた。
クルンジ
韓国発祥の新感覚のスイーツ。クロワッサン生地を薄く伸ばして焼き上げたもので、薄くてサクサク、パリパリとしている。見た目がユニークで、そのまま食べたり、アイスクリームやフルーツなどのトッピングでアレンジしたりすることができクルンジを使った「映えメニュー」が人気を集めている。
忍者めし 鉄の鎧
UHA味覚糖のハードグミ「忍者めし 鉄の鎧」は、硬いグミで現代忍者の小腹満たしをコンセプトにしている。独特のカリッとしたクランチ感と弾力の相乗効果で、硬めのグミに慣れてきた消費者に新たな刺激を与えた。2023年12月の発売時を含めて2回販売され、品薄状態が続く異例の人気ぶりとなった。
未来のレモンサワー
フルオープン缶の仕様や「本物のレモンが浮き上がる」という特徴が人気を集め、ヒット商品となった。「パカッ」という気持ちのいい開封音の後に、シュワシュワと炭酸が抜ける音に合わせて輪切りのレモンがゆっくりと浮き上がってくる様子をショート動画にアップし話題となった。
キリンビール 晴れ風
まろやかさと飲み応えを両立した味わいで、苦みが比較的抑えられており癖もあまりなく、普段ビールをあまり飲まない人でも抵抗感を持ちにくいことがヒットの要因となった。売上の一部を活用して、桜と花火大会の保全・継承に取り組んだこともイメージアップにつながった。
さつまいもおかず
焼き芋ブームが続く中、さつまいもを取り上げたフードフェスが時期を問わず開催されるようになり、食事系のメニューも人気を集めるようになった。「塩バター炒め」「きんぴら」「ハッシュドポテト」などジャンルを問わず幅広い料理に活用されている。
グリークヨーグルト
牛乳を発酵させて作ったヨーグルトを水切りし、水分やホエー(乳清)を除去したもの。一般的なギリシャヨーグルトよりも水分が少なく、濃厚でクリームチーズのような食感が特徴。韓国のSNSでバズり、モデルやタレントが紹介したことで若者の間で急速に広まり日本にも広がっていった。
ディップチュロス
テーマパークの屋台スイーツとしてもおなじみのチュロスが韓国でブームになり日本でも専門店が続々誕生していった。外はカリっと、中はモチモチの食感に仕上げるため、米粉100%の生地を米油でさっと揚げたチュロスをソースにディップする新スタイルで食べることもヒットの要因となった。
フィナンシェ
フィナンシェはフランス発祥の伝統的な焼き菓子でその美しい断面や上品な見た目が特徴。
薄皮たまごぱん
山崎製パンの「薄皮シリーズ」で、2024年1月の発売から7カ月で1200万パックを販売し大ヒットとなった。薄皮ならではの満足感や、小さい総菜パンとしての使い勝手の良さが消費者に支持された。