1970年代 ヒット商品(食品)/年代流行
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1970年 いちごみるく
いちごみるくはサクマ製菓株式会社が1970年8月から発売している商品である。
パッケージの斬新なデザインも話題となり人気を呼んだ。
1971年 日清カップヌードル
カップヌードルとは、日清食品株式会社が1971年(昭和46年)9月18日から発売しているカップ麺の名称である。
パッケージの基本的なデザインは、1970年の日本万国博覧会のシンボルマークをデザインした。
世界初のカップ麺とされるロングセラー商品。
1971年 明治ブルガリアヨーグルト
明治ブルガリアヨーグルトは、株式会社明治(旧・明治乳業)から発売されているヨーグルトのブランドである。
1970年開催の大阪万博のブルガリア館で本場ブルガリアのヨーグルトが展示されたのを明治乳業幹部が試食し感銘を受けたのをきっかけに開発が始まる。
1971年に明治プレーンヨーグルトとして発売開始。
プラスチックの容器ではなく、牛乳パックと同じ形の紙容器に入っていた。
1971年 キャラメルコーン
1971年から東ハトが製造販売するスナック菓子。
キャラメル風味の蜜をかけたとうもろこしのパフスナックと、塩味のローストピーナッツが入っている。「バニラアイス」「抹茶黒みつ」「ホットケーキ」「はちみつバター」など、期間限定でさまざまな種類の味を展開している。
1971年 ソフトエクレア
1971年に発売され、贅沢なクリームを3種類(バニラ・チョコレート・コーヒー)使用したソフトキャンディ(キャラメル)で包んだ、新しいタイプのキャンディとして発売された。松任谷由実の「やさしさに包まれたなら」を1974年から使用したこともあり大ヒットとなった。
1973年 シュガーカット
株式会社浅田飴より1973年から発売されている。日本のダイエット甘味料の草分けとされており、還元麦芽糖水飴、還元水飴と水溶性食物繊維、スクラロースを原材料としている。
人工甘味料を一切使わず、スクラロースで甘味調整しているため、砂糖以上の甘みでありながら、カロリーは砂糖の80%程度をカットしている。このため、糖尿病や高カロリー等で糖分を制限されている人、ダイエット中の人などの健康志向の強い人に最も適する調味料とされている。
1975年 ペヤングソースやきそば
1975年にまるか食品がカップ焼そばを業界初の四角いパッケージで発売した。
味付けは発売開始以降一切変えておらず、ソースは液体状で他社と違いあっさりした「まろやかソース」を使用し、そのソースを吸収しやすいように小麦の配合を工夫した麺を採用している。それまでのカップ焼きそばは、全て「粉末ソース」であったが、液体ソースを業界で初めて開発した。
1975年 きのこの山
きのこの山は、株式会社明治が製造・販売しているチョコレートスナック菓子。
1975年(昭和50年)より当時の明治製菓から発売された。また兄弟作品に、1979年(昭和54年)より製造・販売されているたけのこの里がある。
キノコの傘部分はミルクチョコレートとビターチョコレートの二層式になっており、柄の部分はクラッカーである。
商品開発された。発売当初には横文字商品が全盛の時代だったが、あえて郷愁や自然、人間の優しさというイメージを表現するために、親しみやすい名前として「きのこの山」と名付けられる。
1975年 ハイチュウ
1975年より森永製菓が製造・販売・発売しているチューイングソフトキャンディ。
1986年2月に現在のスティックタイプの新製品として再投入された。今までに数々のフルーツ味の製品を販売し、現在では各スーパーマーケット、コンビニエンスストア、キヨスクで必ずと言ってよいほど見かける定番商品になっている。
1975年 カリンチョ
こんがり焼いたプレッツェルを甘さ控えめのチョコレートで包んだ、軽い食感のチョコレート菓子。CMに登場したムキムキマンは、森永製菓提供のテレビ番組から生まれたキャラクターで、当時大変な人気を博した。
1975年 ポテトチップス
1975年うすしお味・1976年のりしお・1978年コンソメパンチと発売。以降様々なフレーバー・サブブランドを立ち上げており、2019年時点で日本のポテトチップス市場の7割を占める。
1976年 チップスター
チップスターはヤマザキナビスコ株式会社が1976年1月から発売している商品である。
チップスターの特徴は円筒型のパッケージで発売当初はそのファッショナブルなスタイルが爆発的な人気を呼んだ。
名前の由来はポテトチップスでNo.1になるようにという願いを込めたもの。
1976年 明治ポポロン
明治製菓(現・明治)より発売されているチョコレートスナック菓子。
中高生をターゲットに、シュークリームを参考にして1976年9月3日に発売されたのがポポロン。
「シュースナック」という前例のないお菓子だっただけに開発は困難を極め、試作の繰り返しになり、特にドライシューの製法に苦労したそうです。また「ポポロンロンロン、ポポロンロン♪」のCMソングも人気を博した。
1977年 ビックリマンチョコ
ビックリマンチョコレートは、1977年にロッテによって発売されたお菓子。販売当時の値段は1個30円。
当初はどっきりシールというおまけがついていた。
1985年から発売した「ビックリマンシール」というイラストが描かれたシールが全国の小学生の間で大流行した。
1978年 とんがりコーン
1977年にハウス食品が米国ゼネラルミルズ社と提携しスナック菓子部門に進出、翌年の1978年に発売を開始した。トウモロコシを主原料としており、円錐形をややつぶしたような独特な形状をしている。
あっさり塩味のほか焼きとうもろこし味やバターしょう油味、地域限定の沖縄ゴーヤーチャンプルー味や北海道スイートコーン味も発売されている。
1978年 赤いきつねと緑のたぬき
1978年から東洋水産が「マルちゃん」ブランドで製造・販売している和風カップ麺。
赤いきつねは醤油味の汁に油揚げ麺と油揚げ、卵、カマボコが入ったきつねうどんである。
緑のたぬきは醤油味の汁に油揚げ麺と天ぷら、カマボコが入ったたぬきそばである。
1979年 パイの実
パイの実(パイのみ)は、1979年からロッテによって発売されている菓子。
名前の由来は、パンノキ(パンの木)の実が焼いたらパンのような風味がすることからきている。
64層に重ねたパイ生地をじっくりていねいに焼き上げることによってサクサクとした触感が味わえる。
1979年 うまい棒
うまい棒は株式会社やおきんが1979年7月から販売している棒状のスナック菓子である。
発売当時から10円の値段が変わらないため原材料費の価格変動に合わせその長さは常に予告無く変更されている。
うまい棒のパッケージにはドラえもんに似た二頭身で丸い頭のキャラクターが描かれている。名前は特に決まっていないが、「うまえもん」「ドヤエモン」「うまいBOY」などの愛称で呼ばれることがある。
現在までに発売された味は全部で30種類。
1979年 ヨーグレット
ヨーグレットは1979年に明治製菓から発売された。栄養機能食品ということで、1箱あたり300mgのカルシウムが配合されている。他にもおなかに優しいビフィズス菌も含まれている。サプリメントの先駆け的商品である。
1979年 5/8チップ
1979年独特の商品名と一口で食べられる少し小さめのチップスで売り出し、女性やお年寄りにも人気になったポテトチップス。
商品名の5/8とは従来のポテトチップスの大きさから比べての比率という説と、発売元のS&B食品のSが数字の5に見えて、Bが数字の8に見えるという説もある。
欧風カレー味、カレー味、しお味、しそ味、新バーベキュー味、などが出ていた。
1979年 ジュエルリング
1979年頃に発売され、可愛い指輪型のキャンディーが子供、特に女の子などに大流行。当時は国外からの輸入お菓子で人気が出ると共に国内で生産され広まっていきました。指にジュエルリングを着けそのままチュパチュパと舐めるのですが、手がヨダレでベトベトになるのがおきまりのパターン。
1979年 ドンパッチ
昭和54年(1979)に味の素ゼネラルフーズから発売された。ザラメ状の小さな粒々のアメに炭酸ガスの仕込まれた小さな空洞が散在していて、口の中でアメが溶けた時にガスが解放され、口の中で『パチッ!パチッ!』と弾けながら独特の音を出すキャンディー。初めて食べたときは衝撃を受けるほどインパクトがあり大ヒットとなった。