セブン・イヤーズ・イン・チベット(映画)/年代流行
- 日本公開日:1997年12月
- 上映時間:126分
- 配給:松竹富士=日本ヘラルド映画
- ジャンル:ドラマ
- 監督:ジャン=ジャック・アノー
- 出演:ブラッド・ピット、デヴィッド・シューリス、B・D・ウォン、マコ、ダニー・デンゾンパ
【解説】
神秘的な禁断の地チベットを舞台に、若き日のダライ・ラマと伝説の登山家の魂の交流を描いた、ロマン溢れるヒューマン・ドラマ。オーストリアに実在した世界的な登山家ハインリヒ・ハラーの実体験に基づく同名著書を、「愛人/ラマン」「愛と勇気の翼」のジャン=ジャック・アノーの監督で映画化。
【あらすじ】
1939年秋、ナチス統制下のオーストリア。有名な登山家ハラーは身ごもった妻イングリッドも顧みず、彼は同国人のペーター・アウフシュナイダーと共に、ヒマラヤ山脈の最高峰、ナンガ・パルバットを目指して旅立った。幾多の危機を乗り越えながら、彼らの探査行は続けられたが、思わぬ雪崩によって断念せざるを得なくなる。
その頃、第二次大戦の戦火は日増しに激化し、情勢はハラーたちにとって思わぬ方向に進んでいた。彼らはイギリス軍のドイツ宣戦布告によってイギリス植民地のインドで捕らえられ、戦犯の捕虜収容所に送られてしまう。ハラーは何度となく無謀な脱走を試みるが、すぐに連れ戻される。
そんなある日、故国に残したイングリッドから離婚届けが届いた。自己中心的な生きかたをしてきたハラーにとって、初めて味わう大きな悲しみと挫折だった…。