栄光のル・マン(映画)/年代流行
スポンサーリンク
- 日本公開日:1971年7月
- 上映時間:109分
- 配給:東和
- ジャンル:ドラマ/スポーツ
- 監督:リー・H・カッツィン
- 出演:スティーヴ・マックィーン、ヘルガ・アンデルセン、ジークフリート・ラウヒ、ロナルド・リー=ハント、リュック・メランダ
【解説】
仏のル・マンで開催される24時間耐久レースにカメラを持ち込み、セミ・ドキュメンタリー・タッチで完成させた大作。
マックィーン自らのプロデュースで、彼の率いるソーラー・プロが製作。70mmの大画面を使いきった見事な画面レイアウト、息を飲むような絶妙なタイミングのカット割りによって、耐久レースに挑むレーサー、メカニック、それを冷静に見つめる女たちが鮮烈に描かれていく。
どしゃ降りの雨の中にかすむポルシェのシルエット、爆発寸前のマシンから脱出する時の焦燥感等、過酷なレースの息づかいが実に鮮やかに描かれている。また、レース・シーンのみならず、影のある孤高の主人公を渋く演じたマックィーン始め、レーサーに扮した俳優たちの存在感が圧倒的に光る。ラスト・シーンは映画史上に残る名場面。