1970年代 流行した電化製品/年代流行
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象印電子ジャーRH型(象印マホービン)
「象印電子ジャー」は、1970年5月各紙記者団に発表され全国各地で発表会が行われ大きな反響を呼んだ。
価格は1万円、ガラスのジャーが5000~6000円であったから割高の感も持たれたが、秋頃になると需要はまさに“爆発的”なものになった。
宣伝には、従来どこのコマーシャルにも出演せず、最後の大物女優といわれていた栗原小巻さんを起用することに成功し、これがまた話題となった。
カシオミニ(カシオ計算機)
カシオミニはカシオ計算機が1972年8月に発売した電卓。価格は12,800円。
一般に「世界初のパーソナル電卓」として知られ、それまで企業向け製品というイメージの強かった電卓が個人にも普及する契機となった一方で、電卓市場の価格破壊の皮切りともなった製品でもある。
カセットデンスケ TC-2850SD(ソニー)
1973年に発売された、コンパクトカセットを用いた携帯型ステレオテープレコーダ「カセットデンスケ」TC-2850SDは蒸気機関車営業運転終了と相まって、ナマロク(生録音)ブームをもたらした。
ふとん乾燥機 ほすべえ(三菱電機)
国産第一号のふとん乾燥機は、1977年に発売された三菱電機の「ほすべえ」AD-600。
価格は22800円だったが、天候不順で布団の天日干しがしにくい北陸地方から始まり、その後都市部に市場を広げ、初年度で販売台数175万台の大ヒットとなった。
Apple II(アップル)
Apple II はアップルが1977年に発表したマイクロコンピュータである。
Apple I の成功でマイクロコンピュータの潜在的な市場が存在することを確信したスティーブ・ジョブズらにより、技術者ではない一般的なマイコン愛好家などでも使えるホームコンピュータとして製造された。
キャリーコンポ CS-9(アイワ)
大型コンポーネントステレオ(本体幅432mm前後)の技術を盛り込みつつ、各ユニットの幅や奥行きを大幅に小型化した製品が1979年にアイワから発売された。
ウォークマン TPS-L2(ソニー)
ウォークマン(WALKMAN)は、ソニーが1979年7月1日に発売した携帯型ステレオカセットプレーヤー。
場所を選ばず、いつでもどこでも音楽を聴くことのできる製品は画期的で、世界的な大ヒットとなった。それ故に「ウォークマン(WALKMAN)」は永らくポータブルオーディオの世界的代名詞であった。
パソコン PC-8001(NEC)
1979年5月に発表され、9月28日に発売。定価は168,000円。
キーボードと本体が一体化され、最低限必要であるプリンタ、CMT(データレコーダ)、CRTインタフェースを備える。
約3年の間に25万台が出荷され当時としては記録的な数字である。
カード電卓(シャープ)
当時としては画期的なオシャレなデザイン。価格は7,900円。
大きさはだいたいタバコの箱くらいで、本体はステンレスを使用。厚みは1.6mmの超薄型カード電卓。
文字はすべて印刷ではなくエッチングのような加工。