1960年代 流行した電化製品/年代流行
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二槽式脱水乾燥洗濯機 SW-400(三洋電機)
1台の洗濯機に遠心脱水装置、熱風乾燥装置を組みこんだ一体型。
日本で初めて誕生、物干のいらない洗濯機として話題を呼んだ。
1959年に故高松宮殿下が三洋電機滋賀工場を見学された時、「アパートの窓は洗濯物で満艦飾だ。東京オリンピックまでに何とか乾燥機付の洗濯機ができないものか」と要望された。当時すでに研究はされたいたが、これが実現へのきっかけとなった。
電気蚊取り器 ベープ(フマキラー)
1963年、10年余りの開発期間を経て世界初の電気蚊取り器『ベープ』が誕生した。
『ベープ』は日本の住宅事情の変化に後押しされた形で、瞬く間に市場に浸透した。
コンペット CS-10A(シャープ)
世界初のオールトランジスタ・ダイオードによる電子式卓上計算機として1964年に発売され、事務や経理部門における業務の大幅な効率化を実現した。
1964年発売時の価格は535,000円。当時の1,300ccクラスの一般乗用車とほぼ同等の高額な商品だったが、電子計算機としての画期的な計算スピードと静音性で、国内・海外で高い評価を獲得、ヒット商品となった。
ターンテーブル式電子レンジR-600(シャープ)
1966年にシャープが発売した国産初のターンテーブル採用の家庭用電子レンジ。
これにより、ムラ焼けやムラ加熱が解消し、爆発的な売れ行きと人気を博しました。
トリニトロンカラーテレビKV-1310(ソニー)
1967年にソニーが開発したアパーチャーグリル方式のブラウン管。全世界で2億8000万台を販売。
その高画質と「ワンガンスリービーム」と連呼するCMソングによる宣伝が功を奏し、一躍ソニーを代表する商品となった。