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彼岸花(映画)/年代流行

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彼岸花
  • 1958年9月【118分】 松竹
  • 監督:小津安二郎
  • 原作:里見とん
  • 出演:佐分利信、田中絹代、有馬稲子、久我美子、佐田啓二 その他多数

【解説】
里見とんの小説を、小津安二郎・野田高梧のコンビが脚色したもので、結婚期にある三人の娘と、容易に意見の合わないそれぞれの家庭の親とを描いた。

【あらすじ】
大和商事会社の取締役平山渉と元海軍士官の三上周吉、それに同じ中学からの親友河合や堀江、菅井達は会えば懐旧の情を温めあう仲。それぞれ成人してゆく子供達の噂話に花を咲かせる間柄でもある。平山と三上には婚期の娘がいた。
平山の家族は妻の清子と長女節子、高校生の久子の四人。三上のところは一人娘の文子だけである。その三上が河合の娘の結婚式や、馴染みの女将のいる料亭「若松」に姿を見せなかったのは文子が彼の意志に叛いて愛人の長沼と同棲していることが彼を暗い気持にしていたからだった…。

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