世界を賭ける恋(映画)/年代流行
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- 1959年7月【106分】日活
- 監督:滝沢英輔
- 企画:芦田正蔵
- 原作:武者小路実篤
- 脚色:棚田吾郎
- 撮影:横山実 、山崎善弘
- 音楽:佐藤勝
- 美術:松山崇
- 出演:石原裕次郎、永井智雄、奈良岡朋子、浅丘ルリ子、滝花久子、葉山良二、南田洋子
【解説】
日活の製作再開五周年記念映画。武者小路実篤の「愛と死」を、「素晴らしき娘たち」の共同執筆者・棚田吾郎が脚色し、「祈るひと」の滝沢英輔が監督したもので、欧州ロケを行った純愛映画。撮影は「山と谷と雲」の横山実と、「才女気質」の山崎善弘の共同。
【あらすじ】
新進建築家・村岡雄二が彼の才能を認める批評家・野々村欽也の妹夏子に初めて会ったのは上野美術館で開かれた、現代美術展の会場だった。
そして、野々村の誕生祝の席上雄二の才能をねたむ者たちが、不器用さを承知で隠し芸を雄二に強制した。見かねて助け舟を出したのが夏子だった。
彼女は村岡さんの代りにと言って、宙返りの珍芸を披露した。雄二の作品がローマのビエンナーレに当選した。
ストックホルムの公使館にいる叔父のすすめから、三カ月の渡欧の話が持ち上った。
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