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亡命記(映画)/年代流行

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亡命記
  • 1955年5月【118分】松竹
  • 監督:野村芳太郎
  • 製作:山口松三郎
  • 原作:白藤茂
  • 脚色:椎名利夫
  • 製作:山口松三郎
  • 撮影:井上晴二
  • 音楽:木下忠司
  • 美術:浜田辰雄
  • 出演:市川雷蔵[8代目]、久我美子、林成年、木暮実千代、大矢市次郎

【解説】
オール読物新人杯賞を獲得した白藤茂の小説から、「大学は出たけれど」の椎名利夫が脚本を書き、「おとこ大学 新婚教室」の野村芳太郎が監督する。撮影は「この子この母」の井上晴二、音楽は「ママ横をむいてて」の木下忠司の担当。

【あらすじ】
戦争最中、左千子は日本に留学していた中国人の医学生顔紹昌と結婚し、暫くして夫と共に南京に渡った。
紹昌は其処で南京新政府に協力し、林白成や小久保清忠らと共に和平のために努力してきたが、昭和二十年終戦と共に重慶政府に狙われるところとなった。
左千子には一人娘の慧子を育てゝもらいたいと頼み、日本に送り返すために涙を呑んで離婚することにしたが、今に必ず日本に帰り何時の日か神戸駅に六時に待っていると言い置いて別れた。

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