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歴代 日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車/年代流行

日本国内で市販される乗用車のなかから年間を通じて最も優秀なものに授賞する自動車賞(カー・オブ・ザ・イヤー)である。
1980年(昭和55年)に始まった。選考は二段階で行われ、第一次選考で10車種(10ベスト)を選考、この中からイヤーカーが決定される。

1980年 ファミリア(マツダ)

1980年 ファミリア(マツダ)

5代目ファミリア。サーフボードをルーフキャリアにボルトで固定させた赤いファミリアに乗る、「陸(おか)サーファー」なる流行語を生むなど社会現象となった。

1981年 ソアラ(トヨタ)

1981年 ソアラ(トヨタ)

エクステリアもさることながら、上級グレードに採用していたデジタルメーターが、当時の車オタク少年たちに強い衝撃を与え、「ズバ抜けて未来的でカッコいい車」として「ひと目ぼれ」したという声もよく聞いた。刑事ドラマ「太陽にほえろ!」内の派手なカーチェイスや、マンガ「シャコタンブギ」を読んでほれてしまった人も多かった。

1982年 カペラ/テルスター(マツダ/フォード)

1982年 カペラ/テルスター(マツダ/フォード)

それまでFRだった駆動方式をFFに挑戦し、成功を収めた4代目。CMにはフランスの大物俳優アラン・ドロンを起用し話題を呼んだ。

1983年 シビック/バラード(ホンダ)

1983年 シビック/バラード(ホンダ)

ホンダとして初めての日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞車。また自動車として初のグッドデザイン大賞を受賞。

1984年 MR2(トヨタ)

1984年 MR2(トヨタ)

エンジンをシートの直後に収めたミッドシップといえば、それまでの日本人にとってはランボルギーニカウンタックやフェラーリといった「スーパーカーの世界」の話だったが、トヨタによるMR2の投入で、ミッドシップスポーツカーが一気に身近な存在となったといえる。

1985年 アコード/ビガー(ホンダ)

1985年 アコード/ビガー(ホンダ)

エアロデッキのハッチバックとしては長いルーフから生まれる流麗なラインは人気となった。また、サスペンションには4輪ウィッシュボーンを、世界で初めて前輪駆動車に採用したモデルである。

1986年 パルサー/エクサ/ラングレー/リベルタビラ(日産)

1986年 パルサー/エクサ/ラングレー/リベルタビラ(日産)

量産車世界初となるビスカスカップリング式4WD「フルオート・フルタイム4WD」搭載車をラインナップ。上級グレードのスピーカーには世界ブランドのJBL製をオプション設定し、運転席ドア開口後部に専用の傘が収納できる“アンブレラポケット”を3ドアに設定した。

1987年 ギャラン(三菱)

1987年 ギャラン(三菱)

居住性を重視した6ライトのキャビンの大きいフォルムは、背が低くスタイリッシュなモデルが全盛の時代にあって異質だったが、国際ラリーでも活躍した走りの実力も含めた力強さが受けて、三菱としては久々のヒット作となった。

1988年 シルビア(日産)

1988年 シルビア(日産)

「アート・フォース」とうたった美しいシルエットと滑らかな面構成を持つスタイリングによって、発売と同時に高い人気を獲得。先行していた3代目ホンダ・プレリュードとともにデートカー・ブームを巻き起こした。

1989年 セルシオ(トヨタ)

1989年 セルシオ(トヨタ)

トヨタ創業以来50年以上かけて蓄積された技術力の集大成として、21世紀に向けたトヨタのフラッグシップカーとしてセルシオは誕生。今では見慣れた楕円形のトヨタブランドのエンブレムは、このセルシオから使用が始まった。

1990年 ディアマンテ/シグマ(三菱)

1990年 ディアマンテ/シグマ(三菱)

三菱にとって初めての3ナンバー専用車。自動車税制の改正で起こった2.5リッター車ブームによって、デビュー当初のディアマンテは、バブル期の“シーマ現象”に次いで、“ディアマンテ現象”なる社会現象的大ヒット作となった。

1991年 シビック、シビックフェリオ(ホンダ)

1991年 シビック、シビックフェリオ(ホンダ)

新発想スペ-ス・デザイン・コンセプトと新VTECフォーメーションで、世界の若者に向けてクルマの「新しい基本形」を創造した。

1992年 マーチ(日産))

1992年 マーチ(日産)

曲面を多用したエクステリアは非常にかわいらしく、ボディサイズに対して高く設定された全高は優れた車内空間の広さを実現。欧州カーオブザイヤーと日本カーオブザイヤーの2冠を達成。

1993年 アコード(ホンダ)

1993年 アコード(ホンダ)

自動車税制の改定に伴って、アコードも主力モデルをプレリュードのように2.2リッターに拡大、全長は短縮された一方、全幅は1.7mを大幅に越えて、完全な3ナンバーモデルとなった。

1994年 FTO(三菱)

1994年 FTO(三菱)

23年ぶりのネーミング復活となる三菱FTO。コストパフォーマンスに優れたFF駆動の2ドアクーペとしてデビューした。ミッションに、INVECS-IIを初めて搭載したクルマとして脚光を浴びた。

1995年 シビック、シビックフェリオ(ホンダ)

1995年 シビック、シビックフェリオ(ホンダ)

通称「ミラクルシビック」にモデルチェンジ。「身近な高性能」をテーマに、3ステージVTEC+ホンダマルチマチックが新しい走りを創造した。

1996年 ギャラン/レグナム(三菱)

1996年 ギャラン/レグナム(三菱)

AYC、ASCなどの先進技術を投入。「E30系」を彷彿とさせるデザインで、フロントコーナーを斜めに切り落としたような「ダイアモンドノーズカット」を採用した。

1997年 プリウス(トヨタ)

1997年 プリウス(トヨタ)

世界に先駆けてトヨタが実用化を果たしたハイブリッドカー。日本カー・オブ・ザ・イヤー20周年を記念した、歴代の受賞車19台から最も印象に残った1台を選ぶベスト・ダブル・ディケードに選ばれている。

1998年 アルテッツァ(トヨタ)

1998年 アルテッツァ(トヨタ)

日本にはしばらく途絶えていた本格的FRスポーツセダンとして、スポーツドライバー待望のデビューを果たした。

1999年 ヴィッツ/プラッツ/ファンカーゴ(トヨタ)

1999年 ヴィッツ/プラッツ/ファンカーゴ(トヨタ)

欧州車のセグメントAに属するコンパクトカーだが、背の高さも相まってクラスの標準を超えた居住空間を持つ。欧州カー・オブ・ザ・イヤーも受賞。それまで販売台数で上位にあったカローラ(セダン)を上回る販売台数となり、日本国内外に影響を与える車になった。

2000年 シビック/シビックフェリオ/ストリーム(ホンダ)

2000年 シビック/シビックフェリオ/ストリーム(ホンダ)

ホンダの世界最高水準の安全、環境性能を基本に、新プラットフォームとパワートレインにより21世紀コンパクトカーの新価値を提案。

2001年 フィット(ホンダ)

2001年 フィット(ホンダ)

センタータンクレイアウトによるスペース効率の高さや、コンパクトカーらしからぬ走りの良さが評価された。

2002年 アコード/アコードワゴン(ホンダ)

2002年 アコード/アコードワゴン(ホンダ)

広い室内と高級感、高い走行性能と乗り心地、高い安全・環境性能を備え、Hondaインテリジェント・ドライバー・サポート・システムや音声認識ホンダ・DVDナビゲーションシステムなどの先進機能を搭載したグローバル・ミッドサイズ・ベンチマークとして高く評価された。

2003年 レガシィ(スバル)

2003年 レガシィ(スバル)

「走りと機能と美しさの融合」が開発テーマ。シャシーやエンジンを進化させると共に、デザインでも新しい試みを行った。

2004年 レジェンド(ホンダ)

2004年 レジェンド(ホンダ)

前後輪だけでなく、後輪の左右の駆動力をも走行状態にあわせて制御するSH-AWDを採用した「ホンダ レジェンド」が大賞と「Most Advanced Technology賞」をダブル受賞した。

2005年 ロードスター(マツダ)

2005年 ロードスター(マツダ)

コンパクトハッチがもてはやされる時代に、あえてシンプルなスポーツマインドを訴求したこの1台が選ばれた。

2006年 レクサス・LS460(トヨタ)

2006年 レクサス・LS460(トヨタ)

レクサスのフラッグシップモデルである「レクサス LS」が、圧倒的な支持を受けて大賞を獲得した。世界初の8速ATや最新の安全デバイスなどが評価された。

2007年 フィット(ホンダ)

2007年 フィット(ホンダ)

スモールセグメントにおいて、ベンチマークとなるべく、パッケージング、ユーティリティ、走行性能とともに環境性能も大きく進化させたことを高く評価された。

2008年 iQ(トヨタ)

2008年 iQ(トヨタ)

全長3m弱というミニマムなボディに、4人乗りを可能としたパッケージング&デザイン。さらに9エアバッグを装備し、高い安全性と環境への配慮もバランスよく実現した“革新的”なFF車であることが評価された。

2009年 プリウス(トヨタ)

2009年 プリウス(トヨタ)

ハイブリッドというカテゴリーを生み発展させた結果、時代のニーズに対応したこと、手の届く価格で他の追従を許さぬ緻密な制御システムが高く評価された。

2010年 CR-Z(ホンダ)

2010年 CR-Z(ホンダ)

そのスポーツカー然としたエクステリアデザインには、1.5L自然吸気エンジン+モーターというハイブリッドユニット(LEA型 1.5L 直4 SOHC i-VTECエンジン)を搭載。

2011年 リーフ(日産)

2011年 リーフ(日産)

好悪わかれるエクステリアデザイン、約200kmの航続距離など、未成熟な印象があったものの、EVがカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したという意味で、まさに転換期の1台だった。

2013年 ゴルフ(フォルクスワーゲン)

2013年 ゴルフ(フォルクスワーゲン)

“MQB”というモジュールによる新たな開発手法を採用し、正確なハンドリングと上質な乗り心地を両立した見事なシャシーを実現。さらに環境性能と安全性能を高めた数々の新技術の採用により、セグメントのベンチマークとしてのポジションを確固たるものにした。

2014年 デミオ(マツダ)

2014年 デミオ(マツダ)

国産コンパクトカーの常識を打ち破るデザインとクオリティ、そしてテクノロジーをリーズナブルな価格で実現した。低燃費技術を追求するなかで、新しい選択肢として小型クリーンディーゼルを採用する一方、MTモデルをリリースするなど多彩なニーズに配慮している点も好印象で、軽快なフットワークと相まってクルマの楽しさを再認識させてくれた。

2015年 ロードスター(マツダ)

2015年 ロードスター(マツダ)

低く構えたオーバーハングが目を惹く”魂動デザイン”をはじめ、なにより初代モデルと同等の990kgという軽量ボディに、パワーユニットもダウンサイジングを決行、直噴1.5LガソリンエンジンSKYACTIV-G 1.5を搭載し、軽快感と人馬一体感に拘ったバランス良いモデルに仕上がっている。

2016年 インプレッサスポーツ/G4(スバル)

2016年 インプレッサスポーツ/G4(スバル)

新開発のスバルグローバルプラットフォームなどにより質の高い走行性能を持つとともに、国産車初の歩行者保護エアバッグ、運転支援システムのアイサイトをはじめとする多くの安全装備を標準装着するなど世界トップレベルの安全性能も実現した。

2017年 XC60(ボルボ)

2017年 XC60(ボルボ)

日本でも本格的なSUV人気が定着しているなかで極めて美しいスカンジナビアデザインを与えられたこと、そして素晴らしいパワーユニットを搭載していることが評価された。

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