犬がいた季節/年代流行
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- 発売日:2020年10月14日
- 著者:伊吹有喜
- 出版社:双葉社
- ジャンル:小説
- ページ数:352ページ
【解説】
三重県にある進学校・八陵高校。そこに迷い犬としてやってきて、その後12年間学校で飼われることになったふわふわの白い犬・コーシロー。コーシローが見守る5つの年代の高校生たちと令和元年を描いた連作短編集。
【あらすじ】
地元有数の進学校である八陵高校(ハチコウ)に入学することになった塩見優花。実家はパン屋さんをしているため、受験シーズンであるにもかかわらず現実逃避をするように家のお手伝いばかりをしている。
そんな優花は、ハチコウの美術部に所属している。ある日、美術部員の早瀬光司郎(人間のコーシロー)の席に犬が座っているのを発見する。その犬に「コーシロー」と命名し一旦美術部で保護することとなる。そこで、美術部は責任を持って、コーシローの飼い主を見つけ出すためにポスターを描くのだった。