52ヘルツのクジラたち/年代流行
スポンサーリンク

- 発売日:2020年4月18日
- 著者:町田そのこ
- 出版社:中央公論新社
- ジャンル:小説
- ページ数:260ページ
【解説】
他の鯨からは聞き取れない高い周波数で鳴き、懸命に歌っても仲間に気が付かれないため「世界でもっとも孤独なクジラ」といわれている52ヘルツの鯨からとられている。児童虐待・家庭内DV・介護・トランスジェンダー・毒親・家族の不理解などの社会的問題も取り扱っている。
【あらすじ】
過去を断ち切って東京から大分の海辺の町へと移住してきた三島貴瑚は、移住先で13歳の少年と出会う。虐待を受けていた少年を見た貴瑚は、自身のかつての姿と少年を重ね合わせて、「聞き逃した声に対する贖罪」として少年を助け出す試みを行う。