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線は、僕を描く/年代流行

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線は、僕を描く
  • 発売日:2019年10月10日
  • 著者:砥上裕將
  • 出版社:講談社
  • ジャンル:フィクション
  • ページ数:322ページ

【解説】
水墨画という「線」の芸術が、深い悲しみの中に生きる「僕」を救う。第59回メフィスト賞受賞作。

【あらすじ】
両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。なぜか湖山に気にいられ、その場で内弟子にされてしまう霜介。反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけての勝負を宣言する。水墨画とは筆先から生み出される「線」の芸術。描くのは「命」。はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、線を描くことで回復していく。そして一年後、千瑛との勝負の行方は。

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