ベルリンは晴れているか/年代流行
スポンサーリンク
- 発売日:2018年9月26日
- 著者:深緑野分
- 出版社:筑摩書房
- ジャンル:歴史ミステリ
- ページ数:480ページ
【解説】
第二次大戦直後のドイツを舞台にした圧倒的スケールの歴史ミステリ
【あらすじ】
総統の自死、戦勝国による侵略、敗戦。何もかもが傷ついた街で少女と泥棒は何を見るのか。1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4カ国統治下におかれたベルリン。ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅出つ。しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり―ふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。