たゆたえども沈まず/年代流行
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- 発売日:2017年10月25日
- 著者:原田 マハ
- 出版社:幻冬舎
- ジャンル:長編小説
- ページ数:408ページ
【解説】
『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者によるアート小説の最高傑作、誕生!
今から約130年前、第三共和政下で空前の好景気に沸くフランスはパリに、ひとりの日本人商人の姿があった。彼の売り込む日本美術はやがて西洋美術を大きく揺るがすようになる。その只中でジャポニスムの影響を受けた不世出の天才画家・ゴッホは、ままならない人生と格闘しながら、自分の芸術を追求していく――。
【あらすじ】
誰も知らない、ゴッホの真実。 天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正。 二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。
1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出すーー。