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暗幕のゲルニカ/年代流行

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暗幕のゲルニカ
  • 発売日:2016年3月28日
  • 著者: 原田マハ
  • 出版社:新潮社
  • ジャンル:長編小説
  • ページ数:357ページ

【解説】
20世紀、もっとも世界に影響を与えた絵画の一つ、パブロ・ピカソの「ゲルニカ」。今も反戦のメッセージとともに語られるこの作品には、実は3点の複製があり、その一つが、ニューヨークの国連本部にある。『暗幕のゲルニカ』は、そのタペストリーが隠されたという事件から物語が始まる。現在と第二次大戦中を舞台に解き明かされていくピカソと『ゲルニカ』の真実。手に汗握る、アートサスペンス。

【あらすじ】

 人類史に名を刻む天才画家パブロ・ピカソと、彼が遺した傑作『ゲルニカ』。故郷スペインのゲルニカ爆撃を主題としたこの名画には「反戦」の強烈なメッセージが込められ、ニューヨークの国際連合本部ロビーにはそのタペストリーが飾られていた。
だが、2003年2月、イラクへの武力行使が国連で可決されたその日、『ゲルニカ』は突然姿を消してしまう。
戦禍の悲劇を覆い隠すような暗幕をかけられて─。 誰が、『ゲルニカ』を消したのか? 『ゲルニカ』は誰のための作品なのか?   

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