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世界の果てのこどもたち/年代流行

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世界の果てのこどもたち
  • 発売日:2015年6月18日
  • 著者:中脇初枝
  • 出版社:講談社
  • ページ数:386ページ

【解説】
児童虐待をテーマとし、ベストセラーとなった連作短編集『きみはいい子』の著者が戦後70年の今年、満を持して送り出した本作は、日本、中国、満洲を舞台に、それぞれの戦中戦後を生きた3人の女の子の友情を軸とした物語。

【あらすじ】
戦時中、高知県から親に連れられて満洲にやってきた珠子(たまこ)。言葉も通じない場所での新しい生活に馴染んでいく中、彼女は朝鮮人の美子(ミジャ)と、恵まれた家庭で育った茉莉(まり)と出会う。お互いが何人なのかも知らなかった幼い三人は、あることをきっかけに友情で結ばれる。しかし終戦が訪れ、運命は三人を引きはなす。珠子は中国残留孤児になり、美子は在日として差別を受け、茉莉は横浜の空襲で家族を失う。戦後の日本と中国で、三人は別々の人生を歩むことになった。

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