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叫びと祈り/年代流行

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叫びと祈り
  • 発売日:2010年
  • 著者:梓崎優
  • 出版社:東京創元社
  • ページ数:

【解説】
雑誌社に勤める青年が世界各地で遭遇する謎を巡る連作推理小説。

【あらすじ】
海外の動向を分析する情報誌を発行する会社に勤める斉木は、塩の道を担うキャラバンを取材するため、サハラ砂漠を訪れた。そして、砂の旅路の中で、殺人事件が起こる。誰が、何のために殺したのか? 斉木がたどりついた答えとは──(「砂漠を走る船の道」)。そのほか、ドン・キホーテで有名なスペインの風車の丘で繰り広げられる、学生時代の恋にまつわる推理合戦(「白い巨人」)、ロシア・モスクワの修道院での、聖人列聖を巡る悲劇(「凍れるルーシー」)、アマゾンの密林で勃発した伝染病と殺人事件(「叫び」)、そして“祈りの洞窟”の正体と、斉木本人をめぐる謎(「祈り」)──“旅人”の青年が世界各地で遭遇する謎と、その背後に交錯する“人の想い”を、論理的かつ抒情性も豊かな文体で描き出した、恐るべきデビュー短編集。

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