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ミーナの行進/年代流行

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ミーナの行進
  • 発売日:2006年4月22日
  • 著者:小川洋子
  • 出版社:中央公論新社
  • ページ数:348ページ

【解説】
美しくて、かよわくて、本を愛したミーナ。あなたとの思い出は、損なわれることがない―ミュンヘンオリンピックの年に芦屋の洋館で育まれた、ふたりの少女と、家族の物語。あたたかなイラストとともに小川洋子が贈る、新たなる傑作長編小説。第42回(2006年)谷崎潤一郎賞受賞作。

【あらすじ】
岡山の普通の家、どちらかといえば慎ましい家で暮らしている朋子は、父親を亡くし、母親が洋裁学校に通うことになり、別居を余儀なくされる。
そこでやってきたのが芦屋にある伯母の家だった。フレッシーという清涼飲料水で大成功した会社の社長宅であったその伯母の家はものすごい大邸宅で、昔小さな動物園をやっていたというその庭では、今でもカバのポチ子を飼っている。朋子はそこで1年暮らすことになった。一歳年下のミーナとともに。

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