その日のまえに/年代流行
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- 発売日:2005年12月1日
- 著者:重松清
- 出版社:文藝春秋
- ページ数:387ページ
【解説】
死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。 2008年に映画化された。
【あらすじ】
育ち盛りの2人の息子を持つ売れっ子イラストレーターの日野原健大とその妻・とし子。
ある日、2人は結婚当初に住んでいた街へとやって来る。そこは、収入のない健大をとし子が懸命に支えていた、貧乏だけど幸せだった日々の想い出が詰まった街。この街を訪れたのは、余命わずかとなったとし子のたっての希望だった。すっかり様変わりした街の様子に戸惑いつつも、当時の想い出を確かめるように街を旅する2人だったが…。