重力ピエロ/年代流行
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- 発売日:2003年4月22日
- 著者:伊坂幸太郎
- 出版社:新潮社
- ページ数:338ページ
【解説】
空中ブランコを飛ぶピエロが、一瞬だけ重力を忘れることができるように、いかに困難なことであっても必ず飛び越えることができる、という著者の信念が感じられる。第129回直木賞候補作品、第57回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補作品。
【あらすじ】
仙台の街で起こる連続放火事件。放火現場の近くには必ず奇妙なグラフィティアートが描かれていた。過去に辛い記憶を抱える泉水と春の二人の兄弟は、事件に興味を持ち謎解きに乗り出す。グラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎を解き明かしたとき、その先に見えてくるものとは。