幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下)(文庫本)/年代流行
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- 著者:髙田郁
- 発行日:2024年2月29日
- 出版社:角川春樹事務所
- ジャンル:時代小説
- ページ数:324
【解説】
江戸中期、兄と父を亡くし大坂天満の呉服商に奉公に出た学者の娘・幸(さち)が商才を発揮し商人へと成長する物語。2023年12月にNHKBS時代劇でテレビドラマ化された。
【あらすじ】
江戸に留まり、小間物商「菊栄」店主として新たな流行りを生みだすべく精進を重ねる菊栄の「菊日和」。姉への嫉妬や憎しみに囚われ続ける結が、苦悩の果てに漸く辿り着く「行合の空」。還暦を迎えた幸が、九代目店主で夫の賢輔とともに、五鈴屋の暖簾をどう守り、その商道を後世にどう残すのかを熟考し、決意する「幾世の鈴」。初代徳兵衛の創業から百年を越え、いざ、次の百年へ──。