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JR上野駅公園口(文庫本)/年代流行

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JR上野駅公園口
  • 著者:柳美里
  • 発行日:2017年2月17日
  • 出版社:河出書房新社
  • ジャンル:小説
  • ページ数:184

【解説】
2020年にアメリカで最も権威のある文学賞の一つである全米図書賞(National Book Award 翻訳文学部門)を受賞。
「人生には過去と現在未来の分け隔てはない。誰もが、たった一人で抱えきれないほど膨大な時間を抱えて、生きて、死ぬ―」という本文中の記述通り、過去現在未来が渾然一体となった一人の男の人生と、日本の姿を描く。

【あらすじ】
一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた―東京オリンピックの前年、男は出稼ぎのために上野駅に降り立った。そして男は彷徨い続ける、生者と死者が共存するこの国を。高度経済成長期の中、その象徴ともいえる「上野」を舞台に、福島県相馬郡(現・南相馬市)出身の一人の男の生涯を通じて描かれる死者への祈り、そして日本の光と闇…。

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