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罪の声(文庫本)/年代流行

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罪の声
  • 著者:塩田武士
  • 発行日:2019年4月19日
  • 出版社:講談社
  • ジャンル:サスペンス
  • ページ数:544

【解説】
グリコ・森永事件をモチーフとしており、2016年度週刊文春ミステリー第1位、第7回山田風太郎賞受賞した。2020年に小栗旬主演で映画化された。

【あらすじ】
京都市内で紳士服のテーラーを営む曽根俊也は2015年夏のある日、父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには大量の英文のほか、「ギンガ」と「萬堂」の文字が書かれていた。
さらにテープを再生すると、何かを語る子供の声が聞こえてきた。それは31年前、大手製菓メーカーのギンガと萬堂をはじめ食品会社数社が脅迫・恐喝され、既に時効となったものの、現在も未解決のままの“ギンガ萬堂事件”(ギン萬事件)の脅迫犯の音声と全く同じものだった。
これが幼い頃の自分の声だと確信した俊也は、父の代から親交のある堀田信二に事情を打ち明ける。
堀田はノートを預かり、数日後に俊也を誘って、30年にわたって消息不明の俊也の伯父を知る人物と面会し、伯父の来歴や消息などについて話を聞いた。その人物はギン萬事件と伯父の関わりをうかがわせるようなことを口にした。

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