• 放送期間：2018年7月15日〜2018年9月16日
• 放送日時：日曜日（21:00～21:54）
• 原作：こうの史代『この世界の片隅に』
• 脚本：岡田惠和
• 主題歌：
• 放送局：TBS
• 出演：松本穂香、松坂桃李、村上虹郎、二階堂ふみ、榮倉奈々　ほか多数

【解説】
原作はこうの史代による漫画作品。太平洋戦争中の広島を舞台に、戦時下を生きる市井の人々の暮らしを丁寧に描く。

【あらすじ】
太平洋戦争真っ只中の広島。主人公・すずは、幼少期に一度だけで出会った顔も覚えていない人に嫁ぐため、広島市から呉へ向う。新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑いつつも、すずは天性のの大らかさで明るく過ごす。ある日、すずにリンという友達が出来る。彼女は娼婦だったが、すずはそんなことは関係なく彼女と接する。しかし、彼女は夫・周作の結構前に密かに通じ合った女性だった。自分は夫にとってリンさんの代用品かもしれない…。拭えない気持ちを言えずに抱えるすず。そんな中、戦況は日ごと厳しくなり、1945年３月、ついに呉の街にも大規模な空襲が。たまたまおじの見舞いに姪っ子を連れていたすずは、時限爆弾に遭遇。爆発に巻き込まれ右腕は吹っ飛び、その腕の先に繋いでいた姪っ子は亡くなってしまう。それ以後、世界が歪んでいるように見えるすず。一度は実家に帰ろうとするが、娘の死を乗り越えた義姉により、思いとどまる。その矢先、広島に原爆が落ち、実家の家族の消息が途絶えた。