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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(文庫本)/年代流行

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ぼくは明日、昨日のきみとデートする
  • 著者:七月隆文
  • 発行日:2014年8月6日
  • 出版社:宝島社
  • ジャンル:恋愛小説
  • ページ数:287

【解説】
「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。

【あらすじ】
京都の美大[注 1]に通う学生の南山高寿は、通学電車[注 2]の中で出会った福寿愛美に一目惚れする。勇気を振り絞って声をかけ、別れ際に「また、会える?」と聞くが、それを聞いた彼女は突然涙を流し、抱き付いて来たのだった。驚く高寿には、この時の彼女の涙の訳を知る由もなかった。
翌日、美大の授業で動物園[注 3]に行くと、そこで昨日の彼女と再び出会う。その後すぐに2人は意気投合し、交際がスタートするが、初めてのデート、初めて手をつなぐ、初めてお互いを名前で呼び合う・・・そんな初めてのことがあるたびに、彼女はなぜか涙を流す。高寿はそんな彼女を不思議に思いながらも愛情を深めていく。 違和感を覚えたのは、誰にも見せていない自作小説のヒロインの名前を、彼女が知っていると気付いたときだった。「予知能力でもあるの?」と聞く高寿に、彼女はいった。 「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」
初めてキスをして愛し合った日、高寿は想像も出来なかった彼女の秘密を明かされる。そして、2人の運命はすれ違いを始める。

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