2010年代 流行した電化製品/年代流行
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iPad(アップル)
アップルによって2010年に販売されているタブレット型コンピューター。同社が発売するポータブルメディアプレーヤーであるiPod touchやスマートフォンであるiPhoneを踏襲しており、マルチタッチによる操作方法やユーザーインターフェースのデザインなど多くの機能が共通化されている。さらには電子書籍の購読ができるなど、新たな機能が搭載された。
3Dテレビ
3Dテレビとは、立体的(3D)な映像を見ることができるテレビのこと。2010年から、パナソニック、ソニー、サムスン電子など家電大手各社が3Dテレビの販化を開始した。当初は大々的に売り出したが、高額な価格帯、コンテンツ不足、3D眼鏡の着用、頭痛などの身体的負担などの要因からすぐに衰退していった。
エアマルチプライアー(ダイソン)
発売延期もあり2010年にダイソンから発売され同年グッドデザイン大賞に選ばれた。外見は「扇風機の外枠だけ」のようなリング状をしており、モーターはベース側に内蔵されている。内蔵された非対称形のインペラによりベース部分から吸い込まれた空気が、リング部分に空いた約1.3mmのスリットから高速で吹き出す。16度の翼型傾斜の上を通った風は円形の気流を生み出しコアンダ効果によって周囲の空気を巻き込むことで、吸気された量の15倍の風量を作り出す。
4Kテレビ
4Kテレビとは、フルハイビジョン(約207万画素)の4倍の約829万画素もの緻密な画素数で表示できるテレビのこと。流れる髪の一本にいたるまでくっきりと、跳ねる水滴のひと粒にいたるまで鮮やかに再現できる。東芝が2011年12月に、世界で初めて4Kテレビ(55型)を発売した。
GOPAN(パナソニック)
パナソニックが発売しているホームベーカリー機器。白米、玄米、あるいは雑穀を混ぜた米から米パンを作ることができる他、従来のホームベーカリーと同様に小麦粉だけで作るパン、うどん・パスタ生地や餅などの作成にも対応している。2010年11月の発売開始から約1~2ヶ月待ちという人気状態になり、2011年9月末までの国内累計販売台数が約16万台を達成した。
プチ食洗(パナソニック)
少人数世帯をターゲットにした卓上型食器洗い機で本体サイズは470(幅)×460(高さ)×300(奥行)mmのコンパクト設計。2012年の発売とほぼ同時に行なわれているCM効果もあり人気商品となった。
ふとん専用クリーナー(レイコップ)
ふとん専用に開発された掃除機で、紫外線ランプでダニや病原菌を殺しながら、アレルギーの原因になる物質を取り除いてくれる。口コミやメディアを通じて話題の商品として注目されるようになり、2014年1月末で累計販売台数100万台を達成した。
ノンフライヤー(フィリップス)
2013年にフィリップスから発売された油を使わず揚げ物調理が出来る調理家電。最高200度の熱風を上から下へ高速に対流循環させる技術で食材全体を一気に加熱し、油で揚げなくてもサクサクの揚げ物を作ることができる。2013年4月の発売から2014年6月までの1年3カ月で30万台が売れる人気商品となった。
アップル ウォッチ(アップル)
2015年にアップルから日本を含む9つの国と地域で発売された。スティーブ・ジョブズ亡き後、ティム・クックがCEO(最高経営責任者)に就任して初の新カテゴリー製品である。通常の時計としての機能のほか、iPhone上の通知の確認やメール等の送受信が行えるコンパニオンデバイス機能、ヘルスケアやフィットネス機能などを備えている。