映画 クロサギ(映画)/年代流行
- 2008年3月8日【127分】東宝
- ジャンル:ドラマ/サスペンス
- 監督:石井康晴
- 原作:黒丸、夏原武
- 出演:山下智久、堀北真希、加藤浩次、市川由衣、田山涼成
【解説】
人気コミックを原作に、詐欺師のみを狙う詐欺師“クロサギ”の活躍を描いたテレビドラマの映画版。
【あらすじ】
この世に詐欺師は、3種類ある。人を騙して金銭を奪う「シロサギ」、異性の肉体と心を弄(もてあそ)ぶ「アカサギ」、そして悪辣(あくらつ)なシロサギ・アカサギのみを獲物にするプロフェッショナル「クロサギ」だ。
黒崎(山下智久)は、フランチャイズチェーン詐欺被害に遭った父親が一家心中を図り、唯一一人、生き残ったというおぞましい過去を持っていた。やがて、成長してクロサギとなった黒崎は、幸せを捨て、世に蔓延る詐欺師達を食らい続ける。
詐欺師を束ねる業界の黒幕として君臨する、桂木(山崎努)から情報を得て、巨大詐欺を企む石垣徹(竹中直人)を新たなターゲットとして追うことになる。
普段の黒崎は、オンボロ・アパートを経営し、そこには検事を目指し大学法学部で学ぶ、吉川氷柱(堀北真希)も住んでいた。潔癖性で詐欺師を嫌悪する氷柱だが、敢えて危険を冒す黒崎のことだけは心配でならなかった。
そんな氷柱の思いを知りながらも、黒崎は父親を騙し死に追い込んだ、御木本(岸部シロー)を追っていた。黒崎の逮捕に意欲を見せる警視庁のエリート刑事である、神志名将(哀川翔)の執拗な追求を避けながら、奪われた人生を取り戻すために。