母べえ(映画)/年代流行
- 2008年1月26日【132分】松竹
- ジャンル:ドラマ
- 監督:山田洋次
- 原作:野上照代
- 出演:吉永小百合、浅野忠信、檀れい、志田未来、佐藤未来
【解説】
野上照代の自伝的小説を原作に、激動の昭和初期をたくましく生き抜こうとする1人の母の姿を通して家族の素晴らしさを描き出す。
【あらすじ】
昭和15年の東京。家族と共に倹しくも幸せに暮らしていた野上佳代(吉永小百合)だが、反戦思想を持ったドイツ文学者の夫、滋(坂東三津五郎)が治安維持法違反で検挙されてから、その暮らしは一変する。
不安と悲しみを募らせる野上家に、一筋の光として現れたのが、滋のかつての教え子である山崎徹(浅野忠信)だった。小さな出版社に勤める彼は、不器用だが優しい性格で長女・初子(志田未来)と次女・照美(佐藤未来)に親しまれ、“山ちゃん”の愛称で野上家に欠かせない存在となる。
まもなく、滋がいつ帰れるか全く見通しが立たないため、佳代は小学校の代用教員として一家の家計を支え始める。