春の雪(映画)/年代流行
- 2005年10月29日【131分】東宝
- ジャンル:ドラマ/ロマンス
- 監督:行定勲
- 原作:三島由紀夫
- 出演:妻夫木聡、竹内結子、高岡蒼佑、スウィニット・パンジャマワット
【解説】
三島由紀夫の遺作となった“豊饒の海シリーズ”四部作の第一巻『春の雪』を、妻夫木聡と竹内結子主演で映画化。大正初期の華族社会を舞台に、互いに愛しながらも引き裂かれようとしている幼なじみの男女が辿る悲劇の運命を情感豊かに描き出す。
【あらすじ】
時代は大正初期、まだ日本に華族や爵位の残る時代。幼馴染の侯爵家の一人息子・松枝清顕(妻夫木聡)と伯爵家の一人娘・綾倉聡子(竹内結子)は、実は両思いながらも上手く愛情を表現出来ずにいた。
そんな中、聡子は宮家の子息・洞院宮治典王(及川光博)に求婚される。それは断ることなど許されないものであった。聡子は手紙を出し、清顕の気持ちを何度も確かめようとするが、不器用な愛情表現しかできない清顕はそれを読まずに突き放す態度をとってしまう。失望した聡子は洞院宮治典王との縁談を受け入れる決意をする。