たそがれ清兵衛(映画)/年代流行
- 2002年11月2日【129分】松竹
- ジャンル:時代劇/ドラマ/ロマンス
- 監督:山田洋次
- 出演:真田広之、宮沢りえ、小林稔侍、大杉漣、吹越満
【解説】
殺伐とした幕末の世、子持ちの寡男である下級武士の生き様を描いた時代劇。
日本映画監督賞、日本映画主演男優賞(真田広之)、日本映画主演女優賞(宮沢りえ)、日本映画新人男優賞(田中泯)、日本映画脚本賞受賞ほか国内の数々の賞を独占するほか、2003年アカデミー賞外国映画賞にもノミネートされた。
【あらすじ】
幕末、庄内・海坂藩の下級藩士・井口清兵衛は、妻に先立たれた後、幼いふたりの娘と年老いた母の世話、そして借金返済の内職の為に、御蔵役の勤めを終えるとすぐに帰宅することから、仲間から”たそがれ清兵衛“とあだ名されていた。
ある日、かつて想いを寄せていた幼なじみで、酒乱の夫・甲田に離縁された朋江の危難を救ったことから、剣の腕が立つことを知られた彼は、藩命により上意討ちの手に選ばれてしまう。
秘めていた想いを朋江に打ち明け、一刀流の剣客・余吾の屋敷を訪れた清兵衛は、壮絶な戦いの末に余吾を倒す。その後、朋江と再婚した清兵衛。だが仕合わせも束の間、彼は戊辰戦争で命を落とすのだった。