藏(映画)/年代流行
- 1995年10月【129分】東映
- 監督:降旗康男
- 原作:宮尾登美子
- 出演:浅野ゆう子、一色紗英、西島秀俊、蟹江敬三、夏川結衣 その他多数
【解説】
大正から昭和にかけての20年にも及ぶ変転を、多彩な人間模様を通して描いた文芸ドラマ。監督は「新・極道の妻たち 惚れたら地獄」の降旗康男。
【あらすじ】
大正8年、吹雪の荒れ狂う一月の夜更け、新潟県亀田町の地主で、清酒“冬麗”の蔵元二代目・田乃内意造の長女として烈は生まれた。
母の賀穂が病弱であったため、烈の養育は賀穂の妹・佐穂に委ねられた。佐穂の親身な世話で烈はすくすくと成長したが、小学校入学の直前、烈の目が夜盲症といういずれ失明に至る不治の病におかされていることが発覚した。意造はあらゆる治療を試みたが効果はなかった。
賀穂は、神にすがろうと越後三十三カ所の巡礼に旅立ち、その先で病に倒れ息をひきとってしまう…。