• 1995年6月【129分】東映
• 監督：出目昌伸
• 出演：緒形直人、織田裕二、風間トオル、鶴田真由、仲村トオル、的場浩司　その他多数

【解説】
学徒出陣した若者の遺稿手記集として戦後最大のロングセラーとなっている『きけわだつみのこえ』を基に、第二次大戦中に青春を送った若者たちの生と死、そして友情を描いた戦争映画。1950年に関川秀雄監督によって製作された「きけわだつみの声(1950)」のリメイク。

【あらすじ】
1995年、真夏のラグビー場で仲間たちとスクラムを組んでいた鶴谷勇介は、ボールを追って相手にタックルした瞬間に意識を失い、次の瞬間には雨に煙る神宮外苑でずぶ濡れになって行進する学生の集団の中にいることに気がついた。
鶴谷が周囲の学生にどうなっているのか尋ねると、隣にいた男たちは戦争だと答える。その男たち、勝村寛、相原守、芥川雄三はそれぞれ明大、早稲田、東大のラガーメンだった。生きて再びここでラグビーをやりたいという彼らの言葉に、鶴谷は衝撃を受ける…。