学校の怪談2(映画)/年代流行
- 1996年7月【103分】東宝
- 監督:平山秀幸
- 製作:藤峰貞利、高井英幸
- プロデューサー:藤田義則、瀬田一彦、木村典代
- 原作:常光徹、日本民話の会
- 脚本:奥寺佐渡子
- 撮影:柴崎幸三
- 音楽:寺嶋民哉
- 美術:中澤克巳
- 出演:野村宏伸、岸田今日子、西田尚美、米倉斉加年、細山田隆人、前田亜季、竹中夏海、太田翔平
【解説】
古い学校に伝わるオバケ話を題材に、子供たちが恐ろしい体験を通してたくましく成長していく姿を描いたジュブナイル・ホラーの第2弾。監督、脚本、撮影はそれぞれ前作同様、平山秀幸、奥寺佐渡子、柴崎幸三が担当している。主演は、前作と役柄は違うものの野村宏伸が再びつとめ、「ゲレンデがとけるほど恋したい。」の西田尚美がヒロインとして登場している。校長先生役の岸田今日子の怪演も話題となった。
【あらすじ】
塾の講師をしている理香は教え子たちを連れて、春休みの集中合宿のために自分の故郷に帰ってきていた。合宿に参加するのは塾の生徒たちのほか、理香の弟の司をはじめとする地元の子供たちだった。
理香は都会の子供と地元の子供との交流を目的にこの合宿を計画したのだが、都会の塾組と全くソリが合わない司は、ことあるごとに衝突を繰り返している。
宿泊所である蓮正寺の真行おしょうは、お寺の隣にある南小学校で数十年前に起きた、"4月4日4時44分の伝説"を子供たちに話して聞かせた。それは、当時の校長先生が首をもぎ取られて死んだという恐ろしい出来事だった。