学校の怪談(映画)/年代流行
- 1995年7月【100分】東宝
- 監督:平山秀幸
- 製作:藤峰貞利、高井英幸
- プロデューサー:酒井良雄、藤田義則、瀬田一彦
- 脚本:奥寺佐渡子
- 撮影:柴崎幸三
- 音楽:Fuji-Yama
- 美術:中澤克巳
- 出演:野村宏伸、遠山真澄、米澤史織、熱田一、塚田純一郎、岡本綾、杉山亜矢子、佐藤正宏、余貴美子、笹野高史
【解説】
どこの小学校にも、ひとつはある怪談話。子供たちの間で秘かなブームを呼んでいるそれらの話をベースに、お化けが出ると噂される旧校舎に迷い込んだ先生と生徒たちの一夜の恐怖の体験を描く。監督は「よい子と遊ぼう」の平山秀幸。脚色を「お引越し」の奥寺佐渡子、撮影を「Mr.Children in FILM【es】」の柴崎幸三が担当している。主演は「大失恋。」の野村宏伸。
【あらすじ】
いよいよ明日から夏休みという一学期の終業式の午後、2年生の美夏は絵の具を教室に忘れ、一人学校へ取りに戻った。
美夏が道具箱を取って帰ろうとすると、サッカーボールがまるで美夏を誘うように旧校舎へと導いて行くのだった。その木造の旧校舎はすでに取り壊しが決定して立入禁止となっていて、しかもお化けが出ると噂されていた。
美夏はそこの女子トイレで何者かに襲われてしまう。美夏の帰りが遅いのを心配した5年生の姉・亜樹は、彼女を探すためにやはり吸い寄せられるように旧校舎へと足を踏み込む。亜樹はそこで、いたずらしようと忍び込んでいた同級生の研輔と将太、4年生で双子の弟・一、6年生の香織たちと出会う。