男はつらいよ 寅次郎の縁談(映画)/年代流行
- 1993年12月【104分】松竹
- 監督:大河原孝夫
- 製作:櫻井洋三
- プロデューサー:丸山富之、島津清
- 脚本:山田洋次、朝間義隆
- 撮影:高羽哲夫、池谷秀行
- 音楽:山本直純
- 美術:出川三男、横川豊
- 出演:渥美清、松坂慶子、倍賞千恵子、吉岡秀隆、城山美佳子、前田吟
【解説】
「男はつらいよ」シリーズ四十六作目。香川県の瀬戸内海を舞台に、おなじみの寅さんが真剣に結婚を考える。マドンナは二十七作目「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」で共演した松坂慶子。その父親役には新国劇の大御所・島田正吾、御前様の娘役には一作目のマドンナ光本幸子が配された。
【あらすじ】
来年大学を卒業し、就職しなければならない満男は、不況の追い風を受けて採用試験に苦戦していた。
さくらと博は苛立つ満男をハラハラしながら見守るだけ。そのうち、自分自身にも嫌気がさした満男は旅に出てしまうのだった。
ひさしぶりに葛飾に帰った寅は、事情を聞いて満男を連れ戻すことを安請け合い。さっそく、瀬戸内海の小島・琴島へ出掛けた。
満男を見つけ出し、説教してみたものの、当の本人は看護婦の亜矢に恋してしまい、帰る気がないらしい。