男はつらいよ 寅次郎の青春(映画)/年代流行
- 1992年12月【101分】松竹
- 監督:山田洋次
- 製作:中川滋弘
- プロデューサー:島津清、深澤宏
- 原作:藤子・F・不二雄
- 脚本:山田洋次、朝間義隆
- 撮影:高羽哲夫、花田三史
- 音楽:山本直純
- 美術:出川三男
- 出演:渥美清、倍賞千恵子、風吹ジュン、吉岡秀隆、後藤久美子、永瀬正敏、佐藤蛾次郎、太宰久雄
【解説】
宮崎を舞台に、寅次郎と甥の満男のそれぞれの恋の行方を描く「男はつらいよ」シリーズ第45作。スタッフ、キャストは前作「男はつらいよ 寅次郎の告白」とほぼ同じメンバーで、監督・原作・脚本は山田洋次、共同脚本は朝間義隆、撮影は高羽哲夫と花田三史が担当。
【あらすじ】
秋風の漂う頃、旅から旅のフーテンの寅こと車寅次郎は九州・宮崎のある港町で、"髪結いの亭主"よろしく理髪店の女店主・蝶子のもとに居候することになった。
一方、寅の故郷、葛飾・柴又では、東京のレコード店に就職した泉が、休み前になると満男の家に遊びに行き、さながら家族のように過ごしていた。
そんな泉は高校時代の親友の結婚式で宮崎に出かけ、偶然、寅に出会う。久しぶりの再会に喜ぶ2人だったが、そこへ蝶子がやって来て、大あわてした寅は足をくじいてしまう。
泉から電話でそのことを聞いた満男は、大急ぎで宮崎へ。