優駿 ORACION(映画)/年代流行
- 1988年7月【128分】東宝
- 監督:杉田成道
- 制作:羽佐間重彰、日枝久
- プロデューサー:緒方悟、松永英
- 企画:村上光一、松木征二
- 原作:宮本輝
- 脚本:池端俊策
- 撮影:斎藤孝雄、原一民
- 音楽:三枝成章
- 美術:村木与四郎、藤原和彦
- 出演:斉藤由貴、緒形直人、吉岡秀隆、加賀まりこ、吉行和子、林美智子、石坂浩二
【解説】
一頭のサラブレッドをめぐる牧場主や馬主、調教師、厩務員、騎手などさまざまな人人の生き様を描く。宮本輝原作の同名小説の映画化で、脚本はTV「ここの岸より」の池端俊策が執筆。監督はこれが第一作となるTV「北の国から」の杉田成道、撮影は「密約 外務省機密漏洩事件」の斎藤孝雄がそれぞれ担当。
【あらすじ】
北海道・静内の牧場主・渡海千造と息子・博正の夢は、名馬をつくりダービーを制覇することだった。そして伝説の名馬ゴドルフィンの血をひく仔馬オラシオンが無事産まれた。
和具工業社長の平八郎は二つの悩みを抱えていた。一つは会社の危機で、もう一つは娘の久美子も知らない腹違いの弟・誠の存在だった。しかも腎不全で、父親の腎臓移植が必要なほど重病だった。