敦煌(映画)/年代流行
- 1988年6月【143分】東宝
- 監督:佐藤純彌
- 制作:徳間康快、春名和雄、武田敦、入江雄三、大映、電通
- プロデューサー:結城良煕、馬万良、佐藤正大
- 原作:井上靖
- 脚本:吉田剛、佐藤純彌
- 撮影:椎塚彰
- 音楽:佐藤勝
- 美術:徳田博
- 出演:西田敏行、佐藤浩市、中川安奈、新藤栄作、原田大二郎、三田佳子、柄本明、綿引勝彦、蜷川幸雄
【解説】
戦乱の世、11世紀のシルクロードで、敦煌の文化遺産を守ろうとした青年の活躍を描く。井上靖原作の同名小説の映画化で、脚本は「必殺! ブラウン館の怪物たち」の吉田剛と「植村直己物語」の佐藤純彌が共同で執筆。監督は同作の佐藤、撮影は「春の鐘」の椎塚彰がそれぞれ担当。
【あらすじ】
11世紀の宗。科挙の試験に落ちた趙行徳は、街で西夏の女を助けた礼として、西夏への通行証をもらった。
西夏の文字に興味をもった趙は西域へと旅立つ。灼熱の砂漠を尉遅光の隊商と共に歩いていたが、途中で西夏軍漢人部隊の兵士狩りに会い、無理矢理入れられてしまう。
隊長の朱王礼は文字の読める趙を重用した。漢人部隊がウイグルを攻略した際、趙は美しい王女ツルピアと知り合い恋におちた。