植村直己物語(映画)/年代流行
- 1986年6月【140分】東宝
- 監督:佐藤純彌
- 制作:田中壽一、高橋治之、高山裕
- プロデューサー:水谷和彦
- 企画:入江雄三、北野栄三
- 原作:植村直己
- 脚本:岩間芳樹、佐藤純彌
- 撮影:並木宏之
- 音楽:ウィンダム・ヒル
- 美術:徳田博
- 出演:西田敏行、倍賞千恵子、古尾谷雅人、若林豪、山本圭、大滝秀治、丹阿弥谷津子、井川比佐志
【解説】
世界的冒険家、植村直己の生涯を描く。原作は植村直己、脚本は岩間芳樹と佐藤純彌の共同執筆。監督は「空海」の佐藤純彌。撮影は「人生劇場(1983)」の並木宏之がそれぞれ担当。
【あらすじ】
グリーンランドのシオラパルクに滞在し、3000キロの犬橇単独行を成し得た植村直己は、久しぶりに東京に戻って来た。
彼は駅の階段で偶然出逢った女性と馴染みの店で再会した。そして数日後、その女性野崎公子に自分の著書をプレゼントする。それを読みながら、これまでの植村の人生を知る公子。
明治大学山岳部で落ちこぼれだった植村は、卒業後4万円だけ持って、横浜より移民船で渡米した。だが、労働ビザが無いため、不法労働で国外追放され、フランスのシャモニーに渡る。
そこで働きながらヒマラヤのゴジュンバ・カンⅡ隆明大隊に参加、同峰初登頂に成功した。