男はつらいよ 寅次郎真実一路(映画)/年代流行
- 1984年12月【107分】松竹
- 監督:山田洋次
- 製作:島津清、中川滋弘
- 企画:小林俊一
- 原作:山田洋次
- 脚本:山田洋次、朝間義隆
- 撮影:高羽哲夫
- 音楽:山本直純
- 美術:出川三男
- 出演:渥美清、倍賞千恵子、大原麗子、下絛正巳、三崎千恵子、太宰久雄、佐藤蛾次郎、吉岡秀隆
【解説】
人妻に想いを抱く寅次郎の姿を描く「男はつらいよ」シリーズ34作目。脚本は「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆。監督も山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
【あらすじ】
秋のある日、とらやでは一騒動が持ち上がっていた。裏のタコ社長の娘・あけみが、夕食のおかずのことで夫婦ゲンカして実家へ舞い戻ってきたのだ。
そんな騒ぎの中、旅から寅次郎が戻ってき、たらまちタコ社長といつもの大ゲンカになってしまう。
とらやを飛び出した寅次郎は、上野近くの焼き鳥屋へ行き、そこで知り合った富永健吉にごちそうになる。富永は証券会社に勤めるサラリーマンだった。
ごちそうになりっぱなしじゃ申し訳ないと、後日、寅次郎は彼の会社を訪ねた。