里見八犬伝(映画)/年代流行
- 1983年12月【136分】東映
- 監督:深作欣二
- 制作:角川春樹
- プロデューサー:佐藤雅夫、豊島泉、菅原比呂志
- 原作:鎌田敏夫
- 脚本:鎌田敏夫、深作欣二
- 撮影:仙元誠三
- 音楽:ジョーイ・カルボーン、リッチー・ジトー
- 美術:今村力、高橋章
- 出演:薬師丸ひろ子、真田広之、千葉真一、寺田農、志穂美悦子、京本政樹、大葉健二、福原拓也、苅谷俊介、目黒祐樹、夏木マリ、萩原流行
【解説】
里見家の姫と八犬士の一人との恋をベースに、悪の妖怪軍団と戦う犬士達の姿を描く。滝沢馬琴著『南総里見八犬伝』に新解釈を加えた鎌田敏夫原作『新・里見八犬伝』の映画化で脚本は「探偵物語」の鎌田敏夫と「人生劇場(1983)」の深作欣二の共同執筆、監督は「人生劇場(1983)」の深作欣二、撮影は「探偵物語」の仙元誠三がそれぞれ担当。
【あらすじ】
館山城主・里見成義の一人娘・静姫は叔父のもとへと逃避行を続けていた。
突如、黒装束の騎馬侍達が前ぶれもなく城に攻め入り、成義以下を皆殺しにしたのだった。
城を奪った男・蟇田素藤は、かつて成義の父・義実が征伐した蟇田定包の子であり、その時死んだ筈の素藤と彼の母・毒婦玉梓は悪霊“御霊様”に仕えることによって、不死身の身体をもつ妖怪となって蘇ってきたのである。
そして静姫の生き血を“御霊様”に捧げるべく、彼女の行方を血まなこになって探していた。静姫は炭焼小屋で親兵衛という若者と出会う。