• カテゴリーから選ぶ

典子は、今(映画)/年代流行

  • 1981年10月【117分】東宝
  • 監督:松山善三
  • 制作:高橋松男、柴田輝二
  • 企画:財団法人2001年日本委員会
  • 脚本:松山善三
  • 撮影:石原興
  • 音楽:森岡賢一郎
  • 美術:倉橋利韶
  • 出演:辻典子、渡辺美佐子、若命真裕子、樫山文枝、河原崎長一郎、長門裕之、三上寛

【解説】
サリドマイド禍を克服して、熊本市職員として働く辻典子さんの半生を本人の主演で描く。脚本、監督は「ふたりのイーダ」の松山善三、撮影は石原興がそれぞれ担当。

【あらすじ】
昭和三七年一月、松原典子は両腕が退化したサリドマイド児として誕生した。
「人間には手と足が二本ずつあるのだと私がはじめて気がついたのは五歳の時でした」高校卒業を間近に控えたある日、淡々と話す典子の言葉にクラス全員は息をのんで聴き入っていた。
両腕のない典子の小学校入学の壁は厚かった。知能も健康にも優れた典子が両腕がないというだけの理由で入学を拒否された。

HOMEへ戻る