ベルサイユのばら(映画)/年代流行
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- 1979年3月【124分】東宝
- 監督:ジャック・ドゥミ
- 原作:池田理代子
- 出演:カトリオーナ・マッコール、バリー・ストークス、クリスティーナ・ボーム その他多数
【解説】
昭和四十七年に「週刊マーガレット」に連載された、フランス革命直前のベルサイユ宮殿を舞台に男装の麗人オスカル、王妃マリー・アントワネットら実在、架空の人物が繰りひろげる悲恋を描いた池田理代子の同名の劇画の映画化で、プロデューサーの山本又一朗を除いて、全スタッフ、キャストが外国人で構成されている。
【あらすじ】
一七七五年、ルイ十五世治政下のフランス。代々国王一家の警護にあたるジャルジェ将軍家に一人の女の子が生まれた。
しかし女ばかりの一家の将来を案じる将軍は、その子にオスカルという男名を付け、軍人として育て上げる決心をした。遊び相手も男の子がよいと、アンドレを呼びよせた。時あたかもヨーロッパを二分していたフランスのブルボン家とオーストリアのハプスブルグ家との間で和解の気運が高まっていた。
オーストリアの皇女マリー・アントワネットとフランス皇太子の結婚は、ヨーロッパの平和を願う人々に歓迎された。こうしてアントワネットはベルサイユ宮殿に移り住み、数年後ルイ十六世の王妃として宮廷に君臨することになった…。