野性の証明(映画)/年代流行
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- 1978年10月【143分】東映
- 監督:佐藤純彌
- 制作:角川春樹、坂上順、遠藤雅也、サイモン・ツェー、松田文夫
- 原作:森村誠一
- 脚本:高田宏治
- 撮影:姫田真佐久
- 音楽:姫田真佐久
- 美術:徳田博
- 出演:高倉健、薬師丸ひろ子、中野良子、夏木勲、三國連太郎、舘ひろし、田村高廣、ハナ肇、松方弘樹、丹波哲郎、成田三樹夫
【解説】
国家権力によって比類ない殺人技術を叩きこまれた男が、一人少女のなかに、自らの人間性の回復を託そうとする男の姿を描く森村誠一原作の映画化。角川映画第三弾。脚本は「日本の首領 完結篇」の高田宏治、監督は「人間の証明 Proof_of_the_Man」の佐藤純彌、撮影は「順子わななく」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
【あらすじ】
一九八○年。過激派の人質となった米国大使を自衛隊特殊工作隊が救った。味沢岳史はその中でも抜きん出た優秀な隊員だった。味沢が東北山中の単独踏破訓練中、飢えと疲労の極限で、越智美佐子に出会った。彼女は獣のような味沢の惨状を見て、救助を求めて部落へおりて行った。その時、大量虐殺事件が発生した。五戸十二名が惨殺され、その中には彼女の死体もあった。駈けつけた北野刑事は、ハイキング中に凶行の巻添えにあったと断定した。