八甲田山(映画)/年代流行
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- 1977年6月【166分】東宝
- 監督:森谷司郎
- 製作:橋本忍、野村芳太郎、田中友幸
- 企画:吉成孝昌、佐藤正之、馬場和夫、川鍋兼男
- 原作:新田次郎
- 脚本:橋本忍
- 撮影:木村大作
- 音楽:芥川也寸志
- 美術:阿久根巖
- 出演:島田正吾、高倉健、北大路欣也、丹波哲郎、加山雄三、藤岡琢也、三國連太郎、大滝秀治、浜田晃
【解説】
新田次郎の原作『八甲田山死の彷徨』をもとに、大部隊で自然を克服しようとする部隊と小数精鋭部隊で自然にさからわず、折り合いをつけようとする部隊の様子を冬の八甲田山を舞台に描く。脚本は「続人間革命」の橋本忍、監督は「日本沈没」の森谷司郎、撮影は「阿寒に果つ」の木村大作がそれぞれ担当。
【あらすじ】
「冬の八甲田山を歩いてみたいと思わないか」と友田旅団長から声をかけられた二人の大尉、青森第五連隊の神田と弘前第三十一連隊の徳島は全身を硬直させた。
日露戦争開戦を目前にした明治三十四年末。第四旅団指令部での会議で、露軍と戦うためには、雪、寒さについて寒地訓練が必要であると決り、冬の八甲田山がその場所に選ばれた。
二人の大尉は責任の重さに慄然とした。雪中行軍は、双方が青森と弘前から出発、八甲田山ですれ違うという大筋で決った。