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青春の門(映画)/年代流行

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  • 1975年2月【188分】東宝
  • 監督:浦山桐郎
  • 製作:藤本真澄、宮古とく子、針生宏
  • 原作:五木寛之
  • 脚本:早坂暁、浦山桐郎
  • 撮影:村井博
  • 音楽:真鍋理一郎
  • 美術:村木与四郎
  • 出演:吉永小百合、田中健、田鍋友啓、大竹しのぶ、仲代達矢、小林旭、浦山春彦

【解説】
筑豊に生まれ育った一人の少年の成長過程のロマンを追いながら、明治以来百年間、日本の近代化を支えるエネルギー源となって来た筑豊炭田の人間像の中に、日本人の心の原点と、朝鮮戦争を転機とした戦後の歴史の意味を探る。原作は五木寛之の『青春の門〈第一部・筑豊篇〉』。脚本は早坂暁、監督は脚本も執筆している「私が棄てた女」の浦山桐郎、撮影は「三婆」の村井博がそれぞれ担当。

【あらすじ】
大正七年--北九州・筑豊炭田。米騒動の嵐が筑豊に波及した時、ダイナマイトをふりかざして軍隊に抵抗し男を上げた伊吹重蔵は、坑夫たちの信望を集め、炭鉱の頭領にのし上っていく。
一人息子の幼ない信介を残して妻が他界してから数年、重蔵は、天草生まれの女給タエに燃えるような恋をした。
ある日、重蔵は店に乗り込み、強引にタエを連れ出したが、重蔵と同じようにタエに惚れている新興ヤクザ・塙竜五郎が駈けつけ、激しい対決となった……。新しい母を迎えた信介の幸福は長くは続かなかった。

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