男はつらいよ 寅次郎夢枕(映画)/年代流行
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- 1972年12月【95分】松竹
- 監督:山田洋次
- 製作:島津清
- 企画:高島幸夫、小林俊一
- 原作:山田洋次
- 脚本:山田洋次、朝間義隆
- 撮影:高羽哲夫
- 音楽:山本直純
- 美術:佐藤公信
- 出演:渥美清、倍賞千恵子、松村達雄、三崎千恵子、前田吟、八千草薫
【解説】
"男はつらいよ"シリーズ第10作。この作品で始めて寅さんに本格的な恋敵が登場し、奇妙な三角関係を繰り広げ、あげくに寅さんが惚れられてしまう。脚本は「男はつらいよ 柴又慕情」の朝間義隆、監督は脚本も執筆している「故郷」の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。
【あらすじ】
晩秋の甲州路を今日も旅する香具師の寅。ある旧家でその家の奥さんと雑談の最中に昔、寅と同じ香具師仲間が、この地で行き倒れ同然の死に方をした事を聞き、その墓を詣でる。
寅は急に故郷、柴又に帰りたくなり、矢も楯もなく柴又に戻ってしまった。"とらや"に帰ってみると、二階の部屋は、御前様の甥でT大の助教授岡倉が貸りており、気分を害した寅は家を出ようとする。
その時、幼な馴染の千代がすっかり美しくなって訪ねて来たので、とたんに気嫌が良くなってしまう。