激動の昭和史 沖縄決戦(映画)/年代流行
スポンサーリンク
- 1971年7月【148分】東宝
- 監督:岡本喜八
- 製作:藤本真澄、針生宏
- 脚本:村井博
- 撮影:植松永吉
- 音楽:佐藤勝
- 美術:村木与四郎
- 出演:小林桂樹、丹波哲郎、仲代達矢、森幹太、睦五郎、佐々木勝彦、大丸二郎、玉川伊佐男
【解説】
沖縄戦を舞台に、十万の軍人と十五万の民間人の運命を描く。脚本は「裸の十九才」の新藤兼人。監督は「座頭市と用心棒」の岡本喜八。撮影は「学園祭の夜 甘い経験」の村井博がそれぞれ担当。
【あらすじ】
昭和十六年十二月、ハワイ真珠湾奇襲で始まった太平洋戦争は、十七年五月のミッドウェー海戦で日米が攻守ところを換えた。
同年八月米軍はソロモン群島のガダルカナル島に上陸した。これは、大本営の予想に約一カ月早い米軍大反撃の開始であった。タラワ、マキン、ギルバート、アーシャル群島と、太平洋を飛び石伝いに米軍は怒涛のように、日本本土を目指して北上して来た。
圧倒的な物量差と、後手後手と廻った大本営の作戦によって十九年七月にはサイパン島が陥落。米軍は、日本の喉元に匕首を突きつけられた型で太平洋戦争は最終段階に突入しようとしていた。